保釈中にレバノンに逃亡した日産自動車の前会長、カルロス・ゴーン被告が、現地でも批判の矢面に立たされている。レバノンが「敵国」として入国を禁止しているイスラエルを2008年に訪問したためだ。有罪なら最長禁錮15年の刑にもなり、ゴーン被告が開いた記者会見では、レバノン人記者が厳しく追及する一幕もあった。両国の対立は、あの中東の有名な料理「フムス」にも及んでいる。
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